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空き家の片付けから解体まで、費用を抑えて行うには?

 

 

両親や親戚が亡くなってからそのまま空き家になっている実家。どうしたらいいか分からず放置していませんか?

「物置として使っている」

「解体費用を掛けたくない」

「将来使うかもしれない」

「物が多くて一人では片付けられない」

「取り壊すと固定資産税が高くなるから」

など、空き家のままにしておく理由は様々です。

メモリアルがある群馬県でも、空き家率は年々増加しています。

        

群馬県の空き家数と空き家率推移表

群馬県の空き家率は年々増加している

平成30年のデータですが、住宅・土地統計調査における群馬県内の空き家数は158,300戸と5年前に比べ8,200戸(5.4%)増加し、空き家率は16.7%と過去最高となっています。全国平均空き家率は13.6%であり、空き家率の大きい順で群馬県は全国で12番目。平成25年の同調査では、全国平均13.5%に対して16.6%と全国で9番目でした。

前橋市では、空き家等が放置され周辺住民へ悪影響を及ぼすことを事前に回避する方策として、平成27年7月1日から空き家等に関する補助制度を導入しています。令和3年度空き家対策補助金の申請について/前橋市 (city.maebashi.gunma.jp)

         

年々増え続ける空き家。ご自身が所有している空き家も、片付けるならなるべく費用を抑えたいですよね。

片付け、解体を業者に依頼するにあたって、少しでも費用を抑えるには以下のような方法があります。

1.業者が片付ける前にできるだけ自身でゴミを処分しておく

2.業者へ直接依頼することで余計な仲介手数料を省く

3.「リユース」「買取り」「寄付・寄贈」で処分費を抑える

順番に詳しく見ていきましょう!

1.業者が片付ける前にできるだけ自身でゴミを処分しておく

ほとんどの片付け業者の請求料金は、〈人件費、廃棄物の処分料、車両代、物量、それぞれの作業工程にかかる作業費の掛け合わせ〉で決まります。料金は、現場の状況や物量によって大きく左右されます。

この中で節約できるものは、「物量」です。事前にご自身で物量を減らして(ゴミを処分)いただければ、その分安くなります。

ここでご注意いただきたいのが、自分で仕分けをして袋に入れておき、その処分を業者に頼むのはNGということです。というのも、家庭での分別方法と、業者の分別方法は異なるからです。せっかく分別してくださっても、また袋の中身を取り出し分別し直さなくてはならないので時間がかかってしまい、量が多いとその分余計な作業費や人件費が掛かってしまうことも。

ですので、ご自身で仕分けをしゴミ袋に入れたら、処分まで行っていただけると、その分費用を抑えることが出来ます。

ゴミ屋敷を女性スタッフが片付けている

メモリアルスタッフが迅速丁寧に仕分けをさせていただきます

2.業者へ直接依頼することで余計な仲介手数料を省く

一般的に、空き家の家財を片付けて解体まで行うとなると、片付けの業者と解体の業者、さらに細かくなると不用品買い取り業者等とやりとりをすることになります。おそらく、それぞれの業者に問い合わせや見積りを取るのはめんどくさいという理由から、見積もり比較サイトや不動産会社、住宅メーカーを介して行う方が多くいらっしゃると思います。

ですが、ちょっと待ってください!仲介業者が入ると、余計に費用が掛かってしまっていることをご存知でしょうか。

不動産会社や住宅メーカーに全てをお任せしてしまえば、面倒なことは代行してくれます。「手間賃だと思って割り切って支払う」というお考えであれば、それもまた一つの選択肢です。

しかし、「なるべく費用を抑えたい」とお考えであれば、片付けや解体工事は「直接依頼」が断然お得になります。

不動産会社や住宅メーカーに片付けや解体をお願いすると、そこから下請けの業者に作業を依頼することになり、この間に、およそ10~30%の「仲介手数料」が発生します。見積もり比較サイトも同様、サイト運営会社に手数料が発生しています。この分が上乗せされた金額がお客様へ請求されているのです。

仲介業者が入ると費用が掛かってしまうカラクリ

直接依頼なら余計な仲介手数料が節約できます

このお金は本来なら払わなくてもいいお金です。そのお金があれば、スロープや駐車場などの外構を新設する費用に充てられたり、新築費用に回せたりします。

業者を選定したり数社に見積もりを依頼したりと、最初は少し手間かもしれませんが、自身で直接見積もりを取ると他にもこのようなメリットがあります。

①担当者(業者)の対応の良し悪しを見られる

②自身の要望を直接伝えることが出来るので、話がしっかり現場に伝わる

③業者と直接やり取りができるので、細かな変更も迅速に対応してもえる

このように、仲介業者が間に入ると不透明になりがちな部分を解消することもできます。

3.「リユース」「買取り」「寄付・寄贈」で処分費を抑える

直接依頼の他にも、費用を抑える方法としては「リユース」や「買取り」もあります。ただ処分するだけでは処分費が掛かりますが、お品の状態がいいものはリユース(再利用)できれば無料引き取りができ、その分費用を抑えられます。なにより、思い出の品を捨てるのに抵抗がある方には嬉しい方法です。

メモリアルは「海外リユース」に力を入れており、まだ使用できる物は、物を大切にしている世代からその想いを受け継いでアジア各国へ送り届けています。思い出の品や雑貨等は決して無駄にはしません。アジア各国でまた大切に使っていただくことで、新たな思い出に生まれ変わります。ゴミを減らして地球環境にも配慮できますし、処分費が掛からない分、お支払い金額の軽減にも繋がります。

〈関連コラム:遺品の処分に困っているあなたに、海外リユース(再利用)というご提案。 (memorial2015.co.jp)〉

着物がたくさん遺されたお宅の遺品整理をさせていただいた際には、着物の買取り金額を最後にお値引きできた事例もございます。

遺された着物の整理

無料引取りや買取りをさせていただくこともございます

家財の中に海外リユースできそうなものがあればお客様の金銭的負担の軽減ができ、さらに海外の方に喜んでいただけたらこんなに嬉しいことはありません。

また、新品のティッシュやトイレットペーパー、洗剤等の日用雑貨も処分せず、寄付や寄贈を出来れば処分費を抑えられます。

メモリアルでは定期的に、地域の児童養護施設などへ日用雑貨を寄付する活動を行っています。海外だけでなく、地域の子どもたちも笑顔にしたいと考えています。

児童養護施設へ日用品の寄付

定期的に寄付活動を行っています

さて、空き家の片付けから解体までの費用を抑える方法をご紹介してきました。

お金を掛けずに全て自分だけで行うのは難しくても、費用を抑える工夫はできます。片付け、解体は業者に直接依頼し、自分でできる範囲で片付けておく。無料引き取りや買取りできるものがあるか見てもらう。これだけでも大きな違いになります。

空き家の片付けや解体でお悩みでしたら、片付け・解体・解体後の各施工まで一本化しているワンアクシスへお気軽にお問い合わせください。

 

グループ企業・株式会社メモリアルブログより

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